[東京 14日 ロイター] - <13:05> 日経平均は上値重い、「FOMCまで神経質な動き」との声 後場に入り、日経平均は上値の重い展開となっている。前営業日比約700円安と、 前場引けの水準より下落している。引き続き値がさのハイテク株や半導体関連株が軟調に 推移している。 市場では「米消費者物価指数(CPI)は上振れたが、米連邦準備理事会(FRB) の金融引き締めの方向性は変わらず、徐々にマーケットも落ち着きを取り戻すのではない か」(国内証券)との声が聞かれる。 ただ、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で先々の金融政策動向に関するパウ エル議長の発言が注目される中、「FOMCを通過するまでは市場は動きづらい」(同) との意見もあり、神経質な相場展開が見込まれるという。 <11:45> 前場の日経平均は急反落、米CPI予想上振れで 値がさ株軟調 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比622円81銭安の2万7991円8 2銭と、反落した。前日に公表された8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上 回り、米株が大幅安となったことを嫌気して、幅広い業種で売りが出た。特に値がさ株の 下げが目立ち、心理的節目の2万8000円を下回った。 13日に公表された米CPIでは、コア指数が前年比6.3%上昇と、7月の5.9 %から伸びが加速した。このことが嫌気され、米連邦準備理事会(FRB)が一段と金融 引き締めを加速させるのではないかとの懸念が、投資家心理を冷やした。 日経平均は朝方から480円安と急反落してスタートし、次第に下げ幅が拡大。心理 的節目の2万8000円を割り込み、8日以来の低水準となった。前日の米株市場でアッ プルやアマゾン・ドット・コムなどが下落したことから、日本株市場で も指数寄与度の大きいハイテク株が軟調に推移した。 一方、全体的に売りが出る中、旅行関連株など内需株は底堅さを維持した。 市場では「米国では労働需給がタイトな上にコアCPIも強く、消費も底堅いという 点がリンクして、FRBがますます金利を引き上げるのではないか、という警戒感が意識 されている」(国内運用会社)との声が聞かれる。 米CPI公表前は、インフレのピークアウト感が確認され、米金融引き締めペースも 落ち着くとの期待感があっただけに、「株式市場にとって(今回の米CPI)はネガティ ブサプライズとなった」(SMBC信託銀行の投資調査部長・山口真弘氏)という。 SMBC信託銀行の山口氏は、インフレ抑制のためにFRBが大幅利上げを継続する となれば、「日経平均は上方向を試すのは難しく、目先は2万7000円を割り込む展開 もありそうだ」と話した。 TOPIXは1.62%安の1954.44ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆4782億1800万円だった。東証33業種では、鉱業以外 の32業種が値下がり。電気機器、ゴム製品、金属製品などが下落率上位に並んだ。 個別では、東京エレクトロン、アドバンテスト、ルネサスエレクト ロニクスなど半導体関連株がさえない。前日の米株市場で、フィラデルフィア半 導体株指数(SOX)が前日比6.18%安となったことが嫌気された。 値がさのファーストリテイリングは2%超安、ソフトバンクグループは3%超安と、軟調に推移した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが162銘柄(8%)、値下がりが1636 銘柄(89%)、変わらずが39銘柄(2%)だった。 <11:01> 日経平均は軟調、値がさ株下落が重し 内需株は底堅さも 日経平均は軟調な展開が続いている。前営業日比約630円安の2万7900円台後 半で推移している。一時、節目の2万8000円を上回ったが、下げ幅を縮める動きは限 定的となっている。 昨日の米株市場では、これまで株価の上昇をけん引してきたアップルなどが 急落し、「日本株市場でも値がさのハイテク株売りにつながっているようだ」(国内金融 機関)という。 一方、旅行関連株など内需株はしっかり。個別では、エイチ・アイ・エスが 4%高、エアトリが3%高となっている。市場では「コロナ規制が緩和されるこ とで恩恵を受ける銘柄は、底堅い展開が続くのではないか」(国内運用会社)との指摘が 出ていた。 <10:00> 日経平均は下げ渋り、リオープン関連の底堅い動きを支えに 日経平均は、売り一巡後に下げ渋っている。足元では2万7900円台での推移。ハ イテク株やグロース(成長)株の下落が目立ち、主力株も総じて弱い。東証プライム市場 の騰落数は、値上がり6%の一方、値下がりは91%と、幅広く売られている。 一方、空運や陸運、旅行関連、百貨店といった経済再開(リオープン)関連の一角で は、プラスを維持していたりマイナスが深まってない銘柄がみられ「関連銘柄の底堅さが 投資家心理を支えている側面がありそうだ」(国内証券)との声が聞かれる。 東証33業種では、値下がりは電気機器や金属製品、ゴム製品など31業種の一方、 空運業と鉱業の2業種が値上がりしている。 <09:05> 日経平均は大幅反落スタート、米株急落を嫌気 米CPIが予想上 回る 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比481円93銭安の2万8132 円70銭と、大幅に反落してスタートした。前日の米国市場で消費者物価指数(CPI) が市場予想を上回り米株が急落したことを嫌気する売りが先行した。短時間で2万800 0円を割り込み、一時800円超安に下げを広げた。 主力株はトヨタ自動車やソニーグループなど軟調な銘柄が目立つ。 東京エレクトロンなど半導体関連は大幅安が多い。指数寄与度の高いファースト リテイリング、ソフトバンクグループも大幅安となっている。 <08:20> 寄り前の板状況、上新電機が買い優勢 フィックスターズは売り優 勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 上新電機 19% 2,25 2,24 2,25 1,89 0 9 0 3 2 日医工 19% 630 629 630 530 3 TDCソフト 11% 1,30 1,29 1,30 1,17 0 9 0 5 4 鳥貴族HLDG 9% 2,16 2,16 2,16 1,99 9 8 9 5 5 北川鉄工所 3% 1,38 1,37 1,38 1,34 0 9 0 1 6 ホシザキ 2% 4,08 4,08 4,09 3,99 8 5 0 0 7 ビー・エム・エル 2% 3,57 3,57 3,57 3,48 0 0 0 5 8 ビジネスブレイン太田昭和 0 0 0 5 9 豊田合成 2% 2,45 2,44 2,45 2,39 0 9 0 5 10 日本アクア 2% 710 710 710 697 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 フィックスターズ -26% 853 852 853 1,15 2 2 テクノプロHLDG -19% 2,50 2,50 2,50 3,08 1 0 1 0 3 理想科学工業 -19% 2,02 2,02 2,02 2,48 4 3 4 9 4 ネクソン -18% 2,30 2,30 2,30 2,80 4 4 4 4 5 トレンドマイクロ -17% 7,23 7,23 7,23 8,73 0 0 0 0 6 キッコーマン -17% 7,28 7,28 7,28 8,78 0 0 0 0 7 NISSHA -16% 1,60 1,60 1,60 1,90 3 2 3 3 8 ヤーマン -15% 1,25 1,25 1,25 1,47 2 1 2 0 9 アドウェイズ -14% 639 638 639 745 10 ミスミグループ本社 -14% 3,00 3,00 3,00 3,47 0 0 0 0 (
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