[東京 26日 ロイター] -
<15:50> 日経平均・日足は「大陰線」、「三空」で自律反発接近か
日経平均・日足は、ごく短い下ヒゲを伴う「丸坊主」に近い「大陰線」となった。終
値は2万6431円55銭。大きめのマドを空けて下値を模索したが、ローソク足も弱さ
を感じさせている。ただ、9月13日の戻り高値(2万8659円78銭)から2200
円幅の急な下げを演じており、突っ込み警戒感が台頭している一方、今回のマド空けによ
って「三空」となったことで、定石通りであれば自律反発が接近している可能性がある。
時価は、3月9日の年初来安値2万4681円74銭と、6月20日安値2万552
0円22銭を結んだ右肩上がりの下値支持線に位置し、チャートは正念場にある印象が強
い。3カ月のリズムを崩さず反転できるか否か、注目されそうだ。
<15:05> 新興株式市場は反落、マザーズ総合が700ポイント割れに
新興株式市場は反落。マザーズ総合が2.60%安の693.50ポイントと、70
0ポイントを割り込んだ。終値で割るのは7月20日以来。東証グロース市場指数は2.
61%安の882.10ポイントで大引けた。「地合いの悪化から利益確定売りを急ぐ動
きとなっている」(国内証券)という。
個別では、3連休前に新規上場したFPパートナーが利益確定売りに押され
る展開となったほか、キャンバスが急反落、ANYCOLOR、M&A
総合研究所などもさえない。半面、プレイドがストップ高となった。
<14:10> 日経平均は下値模索の展開、米株先物の下げも重しに
日経平均は下値模索の展開となっている。2万6400円台での動き。きょうの安値
をジリジリと更新するような状態で、下げ渋る兆候はみられない。時間外取引で米株先物
が下げ、米国市場の反発が期待しにくいことも重しとなっている。
市場では「年初来安値を更新する銘柄が目立つなど、半導体関連株の厳しい動きが全
体のムードを悪化させている。マーケットは世界景気についてハードランディングを懸念
し始めた格好だ」(国内証券)との声も聞かれた。
<13:09> 日経平均は日中安値更新、目先の業績悪化懸念が重し
後場に入り日経平均は軟調な展開が続き、日中安値を更新している。前営業日比約6
50円安の2万6500円近辺で推移。前場に引き続き、値がさ株や半導体関連株が軟調
で、自動車株や機械関連株もさえない。市場では「世界景気が減速する中では、輸出関連
などグローバル企業の業績悪化は避けられないとの見方が広がり、重しとなっている」(
国内証券)との指摘が聞かれる。
また、米株の調整はまだ始まったばかりとの意見も聞かれ、米株の調整が続けば、「
日経平均は短期的に2万6000円を下回る可能性もある」(同)との見方が示された。
<11:45> 前場の日経平均は3日続落、景気後退懸念強まり全面安に
前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比534円30銭安の2万6619円5
3銭と、3営業日続落した。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の織り込みが続く
中、前週末の米国株が大幅安となったことを嫌気し、日本株も軟調な展開が継続。主要国
の金融引き締めに伴う景気後退懸念が強まり、全面安商状となった。
前週末の米国株市場は主要3指数がそろって大幅下落となった。日経平均も寄り付き
から大幅安でスタートし、その後も下げ幅を拡大。一時、630円超安の2万6515円
06銭まで下落し、7月14日以来の低水準となった。米長期金利の上昇が嫌気され、特
に値がさ株や半導体関連株の下げが目立った。
前場の前半では空運業や陸運業が小幅高となっていたものの、後半には下げに転じた
。
市場では、主要国の金融引き締めによる世界景気後退懸念が強まっているとの声が聞
かれる。アイザワ証券の市場情報部情報二課・横山泰史氏は、特に英国の大型減税がネガ
ティブに意識されているとし、「金融引き締めによる景気後退が現実に起きるリスクが高
まっている」と指摘。景気のハードランディングの確度が高まり、「積極的に株を買える
状況ではない」という。
横山氏は今後の日経平均について、短期的には節目の2万6000円を割り込む展開
も見込まれるとした上で、「同水準を下回った際に押し目買いが入るか見極めたい」と話
した。
きょうの日本株市場では、全体的に売りが出る一方、旅行関連株はしっかりだった。
岸田文雄首相が水際対策の緩和を表明したことが好感され、市場では「センチメントで振
れる可能性はあるが、(旅行関連株は)底堅い動きが続きそうだ」(国内運用会社)との
見方が示された。
TOPIXは1.98%安の1878.14ポイントで午前の取引を終了。東証プラ
イム市場の売買代金は1兆5536億9700万円だった。東証33業種では全業種が値
下がりし、鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属などが下落率上位に入った。
個別では、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、信越化学工
業が軟調。ファーストリテイリングは小幅安の一方、主力のトヨタ自動
車は2%安だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが278銘柄(15%)、値下がりが150
5銘柄(81%)、変わらずが54銘柄(2%)だった。
<11:08> 日経平均は軟調、米長期金利上昇が値がさ株の重し
日経平均は軟調な値動きが続き、前営業日比約560円安の2万6500円台後半で
推移している。東証33業種では全業種が値下がりしており、全面安商状の展開。足元の
米10年債利回りは3.71%台と高水準で推移し、「米長期金利の上昇が止まらず、相
場の重しになっている」(国内運用会社)との声が聞かれる。指数寄与度の大きいハイテ
ク株や半導体関連株が引き続き軟調。
市場では、「米長期金利は3.5%程度で上げ止まるのではないかとの見方が強かっ
たが、同水準を上抜けてしまい、値がさ株を中心に売りが出ている」(同)という。個別
では、ソフトバンクグループが4%安と大幅安のほか、東京エレクトロン<8035.
T>は3%安で推移している。
<10:10> 日経平均は600円超安、値がさ株の下げが重し
日経平均は安く寄り付いた後も下げ幅を拡大し、一時600円超安となった。東京エ
レクトロンや信越化学工業、ソフトバンクグループといった値
がさ株が徐々に下げ幅を広げ、指数の重しになった。
東証33業種では、31業種が下落している一方、空運業と陸運業の2業種は小幅な
がらプラスで「底堅さが目立っており、新型コロナウイルスの水際対策緩和によるインバ
ウンド需要への期待の膨らみがうかがえる」(国内証券)という。
世界景気後退への警戒感が相場の重しとなっているが、日本株は円安や欧米に遅れた
経済正常化への期待が支えになるとの見方は根強い。
<09:05> 日経平均は続落スタート、欧米引き締めによる景気懸念が重し
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比374円39銭安の2万6779
円44銭と、続落してスタートした。前週末の欧米市場では金融引き締めが景気を後退さ
せるとの懸念から株安となり、東京市場でもリスク回避の売りが先行した。
主力株は軟調な銘柄が目立つ。トヨタ自動車やソニーグループが大
幅安となっている。東京エレクトロンなど半導体関連株や、指数寄与度の高いフ
ァーストリテイリング、ソフトバンクグループも軟調となっている。
<08:21> 寄り前の板状況、C&FロジHLDGが買い優勢 長谷川香料は売
り優勢
東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群
は以下の通り。
買い優勢
銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値
率 気配 配 配
1 C&FロジHLDG 23% 1,41 1,41 1,41 1,14
2 2 2 8
2 日本電波工業 21% 1,73 1,73 1,73 1,43
2 1 2 2
3 レイズネクスト 19% 1,38 1,38 1,38 1,15
0 0 0 9
4 日本精化 19% 2,25 2,25 2,25 1,89
0 0 0 1
5 アイザワ証券グループ 16% 736 735 736 636
6 立川ブラインド工業 13% 1,19 1,18 1,19 1,05
0 9 0 1
7 世紀東急工業 12% 840 840 840 747
8 コクヨ 12% 2,00 1,99 2,00 1,79
0 9 0 1
9 オオバ 12% 780 780 780 699
10 東テク 11% 3,83 3,83 3,83 3,44
0 0 0 0
売り優勢
銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値
率 気配 配 配
1 長谷川香料 -22% 2,44 2,44 2,44 3,14
5 5 5 5
2 HOYA -21% 11,1 11,1 11,1 14,1
18 15 20 05
3 ネクソン -20% 2,04 2,04 2,04 2,54
8 8 8 8
4 シップヘルスケアHLDG <336 -19% 2,13 2,13 2,13 2,62
0.T> 3 2 3 4
5 パーソルHLDG -18% 2,22 2,22 2,22 2,72
0 0 0 0
6 アズビル -18% 3,29 3,29 3,29 3,99
0 0 0 0
7 東洋建設 -17% 719 718 719 868
8 スペース -17% 725 725 725 875
9 ユー・エス・エス -17% 2,00 2,00 2,00 2,40
0 0 0 3
10 シナネンHLDG -16% 3,12 3,12 3,12 3,74
5 5 5 0
(
Tag:
Technology (TRBC level 1)
[Market Eye]Stocks: Nikkei average turned positive, US CPI shock avoidance gives a sense of security | Reuters
written by Alexandra Hartman Editor-in-Chief
[東京 14日 ロイター] -
<10:50> 日経平均はプラスに転換、米CPIショック回避で安心感も
日経平均はプラスに転換。2万6600円台での動きとなっている。時間外取引で米
株先物は軟調に推移しているものの、外為市場でドル高/円安が進行していることが下支
え要因になっているほか、前2回と異なり、米消費者物価指数(CPI)の強い数値を受
けても米株は崩れず「ショック安を回避できたことが安心感を誘っている」(国内証券)
という。
市場では「CPI発表後に米株が崩れなかったため、ヘッジしていた投資家の買い戻
しが活発化しているようだ」(別の国内証券)との声も聞かれた。
<10:12> 下げ幅縮小、半導体関連株底堅く相場下支え
日経平均は下げ幅を縮小し、前営業日比約40円安の2万6400円台半ばで推移し
ている。フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が上昇したことを受け、東京エレク
トロンや日東電工など半導体関連株が底堅く推移し、相場を下支えして
いる。
市場では「昨日の米消費者物価指数(CPI)の公表を受けても米株市場が大きく調
整するなど『CPIショック』には至らなかったため、日本株も下げ渋っているのではな
いか」(国内証券)との声が聞かれた。
<09:07> 寄り付きの日経平均は反落、米大幅利上げ観測で景気減速懸念強ま
る
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比121円45銭安の2万6357
円32銭と、反落してスタートした。米消費者物価指数(CPI)の強い伸びを受けて、
米連邦準備理事会(FRB)が大幅利上げを行うとの観測が出ており、世界景気減速への
警戒が一段と強まっている。業種別では、保険業、銀行業などの下落が目立つ一方、水産
・農林業などは値上がりとなっている。
指数寄与度の大きいファーストリテイリングは小幅に上昇している半面、ソ
フトバンクグループ、ファナックなどは軟調。東京電力ホールディング
スは2%超安となっている。
<08:21> 寄り前の板状況、トレジャー・ファクトリーが買い優勢 デサント
は売り優勢
東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群
は以下の通り。
買い優勢
銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値
率 気配 配 配
1 トレジャー・ファクトリー 4 3 4 3
2 日本酸素HD 14% 2,45 2,45 2,45 2,15
0 0 0 8
3 ブラス 13% 989 988 989 877
4 日本特殊塗料 10% 1,05 1,04 1,05 958
0 9 0
5 ウイングアーク1st 9% 1,75 1,75 1,75 1,60
0 0 0 0
6 積水樹脂 8% 1,86 1,86 1,86 1,73
8 8 8 4
7 エスクリ 6% 374 373 374 352
8 フルサト・マルカHLDG 9 9 9 4
9 日本光電工業 5% 3,07 3,07 3,08 2,93
8 5 0 6
10 広済堂HLDG 4% 1,09 1,09 1,09 1,05
9 8 9 2
売り優勢
銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値
率 気配 配 配
1 デサント -23% 2,32 2,32 2,32 3,02
0 0 0 0
2 シナネンHLDG -14% 3,01 2,88 3,14 3,49
3 0 5 0
3 アズワン -13% 5,32 5,32 5,32 6,11
0 0 0 0
4 ジンズHLDG -9% 3,89 3,89 3,89 4,27
5 5 5 5
5 鳥居薬品 -7% 3,12 3,12 3,12 3,36
5 5 5 5
6 フィル・カンパニー -7% 1,18 1,18 1,18 1,27
2 1 2 2
7 アステナHLDG -7% 421 420 421 451
8 キッセイ薬品工業 -7% 2,62 2,62 2,62 2,81
6 6 6 3
9 ギークス -6% 961 960 961 1,02
6
10 フクシマガリレイ -6% 3,24 3,24 3,24 3,45
5 5 5 5
(
[Market Eye]Stocks: Nikkei average remains in the low range, US 3 consecutive holidays conscious and position reorganization | Reuters
written by Alexandra Hartman Editor-in-Chief
[東京 1日 ロイター] -
<14:15> 日経平均は安値圏で推移、米国3連休意識しポジション整理も
日経平均は安値圏で推移している。前日比で500円を超す下落となっており、反転
する気配が感じられない。ここまで大幅に下げる明確な理由は見当たらないが、市場では
「米国市場が4日に独立記念日となるため、週末は3連休で売りが出やすい。それを意識
しポジション整理が活発化しているようだ」(国内証券)との声が聞かれる。
時間外取引では米株先物が軟調な展開となっており、それを嫌気して主力銘柄が総じ
てさえない。
<12:48> 後場の日経平均は下げ幅拡大、2万6000円割れ 半導体関連に売り
後場に入り、日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比約470円安の2万5900円
台前半で推移している。節目の2万6000円を下回り、6月20日以来の安値水準とな
っている。米株先物の下げが一段と加速していることが重しとなっているほか、半導体関
連株の下落が日経平均を押し下げている。
市場では、「台湾の半導体受託製造大手TSMCの株が大きく下落してい
る影響で、日本株市場でも東京エレクトロンなど半導体関連株の売りが加速している」(
国内証券)との声が聞かれた。
指数寄与度の大きい東京エレクトロンは4%安と軟調、TDKは5
%安、アドバンテストは3%安となっている。
<11:45> 前場の日経平均は3日続落、世界景気減速懸念が引き続き重し
前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比233円51銭安の2万6159円5
3銭と、3日続落した。米国などの金融引き締めの加速による世界景気減速懸念が引き続
き意識され、積極的な買いは手控えられた。米株先物が軟調に推移したことも相場の重し
となった。
日経平均は小高くスタートしたが、上昇の勢いは続かずマイナス圏に沈んだ。その後
も徐々に下げ幅が拡大し、一時、約240円安の2万6148円61銭まで下落した。時
間外取引で米株先物が軟調に推移したことや、値がさ株の下落が相場の重しとなった。
取引開始前に日銀が発表した6月短観では、大企業・製造業の業況判断指数(DI)
がプラス9と、2期連続で悪化し、ロイターがまとめた予測中央値(プラス13)を下回
った。ただ、昨日に公表された鉱工業生産指数が予想を大きく下振れる内容だったため、
日銀短観の弱さは織り込み済みとの指摘が出ていた。
楽天証券のチーフ・ストラテジスト、窪田真之氏は「米連邦準備理事会(FRB)が
金融引き締めを急ぎ、景気減速懸念が意識されるなど、ネガティブな状況は変わっていな
い」と話す。米国では7月にも大幅利上げが続く可能性があり、景気悪化リスクの高まり
が嫌気されているという。
市場では、東京都が新型コロナの警戒度を1段階引き上げたことで「国内経済の回復
が遅れるとの思惑も、相場の重しとなっているようだ」(国内運用会社)と指摘も聞かれ
た。目先の日経平均については「短期的にまだ下値リスクもある中で、再び2万7000
円を回復できるかが焦点になりそうだ」(同)との意見が聞かれた。
TOPIXは0.71%安の1857.49ポイントで午前の取引を終了。東証プラ
イム市場の売買代金は1兆4478億6100万円だった。東証33業種では、値上がり
は石油・石炭製品や保険業、銀行業など9業種で、値下がりは鉱業やゴム製品、電気・ガ
ス業など23業種、情報・通信業は変わらずだった。
個別では、ファーストリテイリングや東京エレクトロンなど、指数
寄与度の大きい銘柄が軟調。トヨタ自動車やホンダなど自動車株もさえ
ない。一方、高島屋やJ.フロント リテイリングは堅調に推移した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが512銘柄(27%)、値下がりは124
4銘柄(67%)、変わらずは79銘柄(4%)だった。
<11:10> 日経平均は軟調、米株先物下げ加速が重し
日経平均は前営業日比約170円安の2万6200円台前半で軟調となっている。米
株先物の下げが加速しており、相場の重しとなっているほか、昨日に引き続き、ファース
トリテイリングや東京エレクトロンなどの値がさ株が軟調で日経平均を
押し下げている。
市場では、特段目新しい材料が出たわけではないものの、「米国が金融政策の引き締
めを急ぎ、7月も大幅利上げ続く可能性があることが意識されている。それに伴う米景気
悪化のリスクが高まっており、投資家の積極的な買いが続かない状況」(国内証券)との
声が聞かれた。
東証33業種では、値上がりは繊維業や水産・農林業、石油・石炭製品など10業種
で、値下がりは鉱業、ゴム製品、電気・ガス業など23業種となっている。
<10:15> 日経平均はマイナス圏、弱い日銀短観「鉱工業生産で織り込み
済み」の見方
日経平均は、高く寄り付いた後、上昇の勢いは続かず、マイナスに転じている。前日
の下落を受けて自律反発を期待した買いが先行したが、世界景気後退への懸念が根強く、
相場の重しとなっている。
日銀が6月短観を発表した。大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス9と、
2期連続で悪化し、ロイターがまとめた予測中央値(プラス13)を下回った。市場では
「前日の鉱工業生産の弱い内容を受けて、日銀短観の弱さはある程度は織り込まれていた
」(第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミスト)とみられている。
「大企業・製造業DIは中国のロックダウンの影響がうかがわれる。先行き改善の見
通しは、ロックダウンからの立ち直りと国内の需要回復を示唆している」(藤代氏)との
見方が聞かれた。大企業・製造業の先行き判断DIはプラス10で、小幅改善を見込む。
<09:07> 日経平均は反発スタート、自律反発期待の買いが先行
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比67円67銭高の2万6460円
71銭と、反発してスタートした。前日までに2日続落しており、自律反発期待の買いが
先行した。
トヨタ自動車が小高い一方、ソニーグループは小安く、主力株はま
ちまち。東京エレクトロンなど半導体関連株は小じっかりの銘柄が目立つ。
指数寄与度の大きいファーストリテイリングは軟調な一方、ソフトバンクグ
ループはしっかりとなっている。
<08:26> 寄り前の板状況、リコーが買い優勢 理想科学工業は売り優勢
東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群
は以下の通り。
買い優勢
銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値
率 気配 配 配
1 リコー 28% 1,36 1,36 1,36 1,06
1 0 1 1
2 トーカイ 24% 2,06 2,06 2,06 1,66
5 5 5 5
3 ニチアス 22% 2,75 2,75 2,75 2,25
6 6 6 6
4 ニフコ 22% 3,86 3,86 3,86 3,16
5 5 5 5
5 ミネベアミツミ 22% 2,81 2,81 2,81 2,31
0 0 0 0
6 第一実業 21% 4,03 4,03 4,03 3,33
0 0 0 0
7 ジャックス 21% 4,05 4,05 4,05 3,35
5 5 5 5
8 東亞合成 21% 1,22 1,21 1,22 1,00
0 9 0 9
9 戸田建設 21% 870 870 870 720
10 東亜建設工業 20% 2,98 2,98 2,98 2,48
5 5 5 5
売り優勢
銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値
率 気配 配 配
1 理想科学工業 -23% 1,71 1,71 1,71 2,21
8 8 8 8
2 スター・マイカ・HLDG 1 0 1 1
3 ギークス -12% 906 905 906 1,03
2
4 テクノプロHLDG -11% 2,41 2,41 2,41 2,71
0 0 0 7
5 ダイセキ環境ソリューション
6 ダイセキ -9% 3,85 3,85 3,85 4,24
0 0 0 0
7 パーソルHLDG -9% 2,25 2,25 2,25 2,46
0 0 0 6
8 TSI HLDG -8% 320 319 320 347
9 良品計画 -8% 1,27 1,27 1,27 1,38
9 8 9 3
10 ファイズHLDG -8% 712 712 712 770
(
[Market Eye]Stocks: Nikkei 225 futures plunge below 26,000 yen due to Swiss central bank rate hike | Reuters
written by Alexandra Hartman Editor-in-Chief
[東京 16日 ロイター] - <16:55> 日経平均先物が急落、2万6000円割
れ スイス中銀の利上げで
日経平均先物が下げ幅を拡大し、心理的節目の2万6000円を割り込んでいる。大
証の日経平均先物9月限は現在500円超安の2万5800円台半ば。引け後にスイス中
銀が15年ぶりの利上げを発表をし、市場でサプライズが広がっている。
スイス国立銀行(中央銀行)は16日、政策金利を0.5%ポイント引き上げマイナ
ス0.25%とした。インフレに対処するために2007年9月以来15年ぶりに利上げ
に踏み切った。
<15:45> 新興株市場はマザーズが続落、外部環境に連れ安
新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比1.32%安の636.32ポイントと
続落した。朝方はプラス圏での推移となっていたが、アジア株や時間外取引での米株先物
の軟化を受け、マイナス圏に転落して安値引けとなった。
個別では、メルカリ、メドレー、弁護士ドットコム、JT
OWERが軟調。サンバイオ、セルソースが買われた。
<14:30> 日経平均は上げ幅を縮小、200円超高 アジア株安など重し
日経平均は上げ幅を縮小し、前営業日比200円ほど高い2万6500円台前半を推
移している。時間外取引での米株先物やアジア株の軟化が嫌気されている。足元のナスダ
ック100Eミニ先物小幅安、香港ハンセン株価指数は1%超安。
市場では「中国のゼロコロナ政策は当面続くとされており、経済の先行きに対する悲
観ムードが広がっている」(国内証券)との声が聞かれる。
午後2時30分現在の東証プライム市場の売買代金は2兆0077億8400万円。
東証33業種では、水産・農林業、繊維業、ゴム製品、輸送用機器、不動産業などの29
業種が値上がり。値下がりは海運業、サービス業などの4業種。
<13:40> 後場の日経平均は上げ幅縮小、日銀会合を前に市場では思惑も
後場に入り、日経平均は上げ幅を縮小している。約280円高の2万6600円付近
で推移している。前日の米株は反発したが、米連邦準備理事会(FRB)が一段とタカ派
姿勢を強めたことで、警戒感も根強い。「米金利上昇を見据えて日本株市場では利益確定
売りが出て、米債を買う動きがみられる」(国内証券)との声が聞かれた。
17日には、日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えている。「市場の予想通り政
策の現状維持が示されれば、株式市場への影響は限定的となりそうだ」(国内運用会社)
との見方が出ている。
黒田東彦総裁は「家計が値上げを受け入れている」との講演での発言を国会で撤回す
る一幕があり、明日の会合後の総裁会見でも「円安を助長するようなメッセージは控えら
れるのではないか」(先の国内証券)との声がある。
一方、財務省と金融庁、日銀は前週末、為替市場の動向などで意見交換し、急速な円
安進行について「憂慮している」との認識を共有し、声明をまとめて協議後に発表した。
「円高材料が出ないか注意が必要」(別の国内証券)との見方もある。
<11:50> 前場の日経平均は反発、FOMC通過で買い戻し 一時600円超高
前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比367円89銭高の2万6694円0
5銭と、反発した。市場の関心が高かった米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、
買い戻しが先行した。一時600円超高に上昇したが、心理的節目の2万7000円の手
前では利益確定売りに抑えられ、伸び悩んだ。
日経平均は、急反発でスタートした後も上値を伸ばした。前日までの4営業日で終値
ベースで約1900円下落しており、イベントの通過に伴って買い戻しが強まった。
自動車など輸送用機器や機械株といった輸出関連株、ハイテク株、高PER(株価収
益率)株など幅広い銘柄で買い戻しが先行。TOPIXグロース株指数と同バリュー株指
数はともに堅調だった。
一方、市場では「ニューロングが入ってる感じはない」(りそなアセットマネジメン
トの戸田浩司ファンドマネージャー)との見方も聞かれた。一時621円54銭高の2万
6947円70銭に上昇したものの、心理的節目の2万7000円手前では利益確定売り
や戻り待ちの売りが上値を抑え、伸び悩んだ。
FOMCは0.75%の大幅利上げとなったが、市場では事前に米消費者物価指数(
CPI)の強い結果を受けて急速に織り込みが進んでいたこともあって、予想通りの結果
と受け止められた。ただ「米国の金融政策や景気の先行き不透明感は晴れておらず、市場
のボラティリティも落ち着いていない中では、腰を据えては買えない」(戸田氏)との声
も出ていた。
TOPIXは1.26%高の1879.29ポイントで午前の取引を終了。東証プラ
イム市場の売買代金は1兆3371億0700万円だった。東証33業種では32業種が
値上がりした。値上がり率上位には、水産・農林業や輸送用機器、精密機器などが並んだ
。値下がりは海運業の1業種だった。
トヨタ自動車や三菱重工業、ダイキン工業が大幅高となっ
た。ファーストリテイリング、ニコンもしっかり。東京エレクトロンは急反発後、徐々に上げ幅を縮めた。川崎汽船は大幅安となった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1529銘柄(83%)、値下がりは26
5銘柄(14%)、変わらずは44銘柄(2%)だった。
<10:52> 日経平均は一時600円超高、心理的節目を前に伸び悩み
日経平均は、一時600円超高に上昇したが、心理的節目2万7000円を前に伸び
悩んだ。利益確定や戻り待ちの売りに上値を抑えられ、足元では2万6800円付近に上
げ幅を縮めている。
市場では、きょうの株高について「これまでの下落からの自律反発の範囲内の動きに
とどまる」(国内証券)との声が聞かれる。前日までの4営業日で日経平均は終値ベース
で約1900円下落しており「まだ戻り余地はありそうだが、積極的に買い上がっていく
感じではない」(同)という。
東証33業種では、32業種が値上がりしている。値上がり率上位には輸送用機器や
繊維業、水産・農林業などが並ぶ。値下がりは海運業の1業種となっている。東証プライ
ム市場の騰落数は、値上がりが1653銘柄(89%)、値下がりは154銘柄(8%)
、変わらずは31銘柄(1%)。
<10:00> 日経平均は高値もみあい、主力銘柄を中心に全面高商状
日経平均は高値もみあい。買い一巡後は失速することなく、2万6900円前後の水
準で推移している。イベント通過によって買い安心感が生じ、主力銘柄を中心に全面高商
状。心理的な節目となる2万7000円を回復できるかどうかが注目されるところだ。
午前10時現在、東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1725銘柄、値下がり
が95銘柄となっている。
市場では「米国株式市場でハイテク株が中心に買われたため、日本株も物色面では同
様にハイテク株の上昇が目立つ。一方、テクニカル面では3月9日と5月12日の安値を
結んだ延長線上にある下値支持線で反転したことが注目される」(野村証券・投資情報部
ストラテジストの神谷和男氏)との声が聞かれた。
<09:05> 日経平均は急反発、米株高から買い優勢 FOMC通過で安心感
寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比389円36銭高の2万6715
円52銭と、急反発してスタート。米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた米株上昇
を好感して全体的に買い優勢となっている。イベント通過によって安心感が生じ、買い戻
す動きが活発化しているという。
連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備理事会(FRB)はフェデラルファンド
(FF)金利の誘導目標を75ベーシスポイント(bp)引き上げたものの、予測の範囲
内で15日の米国株式市場は切り返しに転じた。
物色面では、トヨタ自動車など主力株が総じてしっかり。指数寄与度が大き
いファーストリテイリングは買い気配で始まった。
<08:20> 寄り前の板状況、マックスは買い優勢 千葉興銀は売り優勢
東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群
は以下の通り。
買い優勢
銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値
率 配
1 マックス 25% 1,999 1,999 1,999 1,599
2 アルゴグラフィックス 23% 3,785 3,785 3,785 3,085
3 京セラ 21% 8,696 8,696 8,696 7,196
4 日本テレビHLDG 19% 1,480 1,480 1,480 1,243
5 KHネオケム 18% 3,000 2,999 3,000 2,541
6 高島 13% 2,800 2,799 2,800 2,479
7 ノムラシステムコーポレーション
8 ソラスト 12% 730 729 730 649
9 スタンレー電気 12% 2,500 2,499 2,500 2,230
10 トーエネック 12% 3,598 3,595 3,600 3,215
売り優勢
銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値
率 配
1 千葉興業銀行 -31% 177 177 177 257
2 PHCHLDG -23% 998 998 998 1,298
3 ラサ工業 -9% 1,751 1,750 1,751 1,932
4 ジャパンマテリアル -9% 1,701 1,700 1,701 1,869
5 日本マイクロニクス -6% 1,301 1,300 1,301 1,382
6 日本酸素HD -5% 2,311 2,310 2,311 2,425
7 エンシュウ -4% 826 825 826 864
8 薬王堂HLDG -3% 1,951 1,950 1,951 2,019
9 チェンジ -3% 1,781 1,780 1,781 1,842
10 ケイアイスター不動産 -3% 4,228 4,225 4,230 4,365
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