[Market Eye]Stocks: The Nikkei Stock Average in the aftermath is small, gradually a wait-and-see mood | Reuters
[東京 9日 ロイター] – <13:49> 後場の日経平均は小動き、徐々に様子見ムード 後場に入り日経平均は小動きの展開が続いている。前営業日比約140円高の2万8 500円台後半で推移し、前場引けから横ばい圏の値動きとなっている。今晩米国で発表 される週次の新規失業保険申請件数や、明日結果が公表される日銀の金融政策決定会合を にらみ、徐々に様子見姿勢が広がっている。 日経平均は前日までの4営業日で800円以上値上がりしており、「テクニカル面で は過熱感も意識され、上値の重い展開が続きそうだ」(国内証券・ストラテジスト)との 声が聞かれた。 セクター別では、鉄鋼や保険業が引き続きしっかりとなっている。一方、鉱業は軟調 に推移し、下げ幅を拡大している。 <11:43> 前場の日経平均は5日続伸、半導体関連やインバウンドしっかり 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比160円37銭高の2万8604円3 7銭と5日続伸した。前日の米ハイテク株高を受け、半導体関連株が堅調に推移したほか 、中国人旅行者の回復期待から、インバウンド(訪日客)関連もしっかりだった。日経平 均は22年8月以来、半年ぶり高値に上昇し、TOPIXは21年9月以来、1年5カ月 ぶり高値をつけた。 日経平均は前日比203円高と続伸してスタートした後、一時290円高に上げ幅を 拡大した。ただ、9日から1000円超上昇していることもあって、上値では利益確定や 戻り待ちの売りに押され、前引けにかけては伸び悩んだ。プライム市場の当落レシオは1 32%と高まっており、過熱感が警戒された。 前日の米国市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合や主要半導体株で 構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇しており、東京市場でも指数寄 与度の高い半導体関連株が買われ、指数を下支えした。「調整色を強める米国株に比べ、 バリュー株(割安株)や中国関連株、インバウンド関連株が日本株の支えになっている」 (国内証券のストラテジスト)との声も聞かれた。 明日は米国で2月の雇用統計が発表される。ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株 式ストラテジストは「米国で発表された雇用指標が強い内容だったため、10日の雇用統 計発表を前に、上値追いは難しいのではないか」とみている。 TOPIXは0.94%高の2070.43ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆4745億5600万円だった。東証33業種では、鉱業 以外の32業種が値上がりした。 個別では、東京エレクトロンやアドバンテストが寄り付きからしっ かりで推移。インバウンド回復期待から、高島屋や三越伊勢丹ホールディングス もしっかりで、それぞれ昨年来高値を更新した。一方、ファーストリテイリング は軟調で、指数の重しになった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1427銘柄(77%)、値下がりは33 4銘柄(18%)、変わらずは74銘柄(4%)だった。 <10:28> 日経平均は伸び悩み、半導体関連株は支えに 日経平均は小幅に上げ幅を縮小し、前営業日比約170円高の2万8600円台前半 で推移している。週末に日銀の金融政策決定会合や米雇用統計の発表など重要イベントを 控え、利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えている。 一方、市場では「地合いはしっかりしている。このまま2万8600円付近での推移 が続くのではないか」(国内運用会社のストラテジスト)と底堅さを意識する声も聞かれ る。指数寄与度の高い東京エレクトロンやアドバンテストが堅調で、指 数を支えている。 インバウンド(訪日客)関連銘柄も引き続き物色されている。松屋や高島屋 といった百貨店株はしっかり。一方、ファーストリテイリングは軟調で 、指数の重しとなっている。 <09:05> 日経平均は続伸で寄り付く、円安や米ハイテク株高が支援 東京株式市場で日経平均は、前営業日比203円92銭高の2万8648円11銭と 、続伸して寄り付いた。為替の円安基調や前日の米ハイテク株高を支援材料に買いが先行 した。東証33業種では全業種が値上がりしている。 個別では、指数寄与度の高い東京エレクトロンやアドバンテストな … Read more