[Market Eye]Stocks: Nikkei Stock Average is flat, Nikkei VI declines and voices of “eerie” | Reuters
[東京 18日 ロイター] – <14:02> 日経平均は横ばい圏、日経VIの低下に「不気味」の声も 日経平均は後場に入ってマイナスに転じ、小幅安での推移となっている。市場では、 先物でまとまった売りが観測されたとして「北朝鮮のミサイル発射が嫌気されたようにも 見えるが、おそらく週末要因だろう」(国内証券のストラテジスト)との見方があった。 一方、2万8000円付近で上値の重さが確認されたとの受け止めも出ている。日経 平均ボラティリティー・インデックス(VI)がレンジの下限と意識される18台の前半 に低下しており「不気味さもあって、上値を追いにくい」(国内証券のアナリスト)との 声も聞かれた。 <11:45> 前場の日経平均は小反発、材料難で小動き続く 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比47円49銭高の2万7978円06 銭と、小幅に反発した。日本株は朝方に底堅くスタートし、一進一退の展開が続いた。半 導体関連株がしっかりだった一方、グロース(成長)株が売られ、相場の重しとなった。 新規の材料難から明確な方向感はみられず、前場の値幅は120円ほどと、小動きとなっ た。 前日の米株市場では主要3指数が小幅に下落した。日本株市場は売り優勢でスタート するとみられていたものの、小高く始まった。半導体関連株がしっかりで、相場を下支え した。ただ、寄り付き後はもみ合う展開が続き、方向感のない値動きとなった。 一方、昨日の米市場で米長期金利が上昇したことを受けて、グロース株の一角では売 りが広がった。 市場では、足元のマーケットは材料不足との指摘が聞かれ、「12月2日の米雇用統 計の発表に向けては、日経平均は2万7500円から2万8100円程度で、もみ合いが 続きそうだ」(野村証券の投資情報部投資情報二課・課長代理、神谷和男氏)との声が聞 かれた。 物色動向としては、米金利の高止まりを受けてグロース株が売られやすいものの、「 日本はコロナ禍からの経済正常化が遅れていたため、内需のバリュー株などは引き続き底 堅く推移しそうだ」(国内証券・ストラテジスト)という。 TOPIXは0.29%高の1972.07ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆4882億4900万円だった。東証33業種では、保険業、 繊維業、輸送用機器など26業種が値上がり。海運業、サービス業、陸運業など7業種は 値下がりした。 個別では、Sansan、メルカリ、リクルートホールディングス などが軟調に推移した。 東京海上ホールディングス、MS&ADインシュアランスグループホールデ ィングスなど保険株はしっかりだった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1218銘柄(66%)、値下がりが51 6銘柄(28%)、変わらずが102銘柄(5%)だった。 <10:50> 日経平均は上げ幅縮小、グロース株売りが重し 日経平均は上げ幅を縮小し、前営業日比約40円高の2万7900円台後半で推移し ている。グロース(成長)株の売り圧力が強まっており、相場の重しとなっている。市場 では「米長期金利の上昇や米ハイテク株の軟調な動きに伴い、バリュー株優位で、グロー ス株が売られやすくなっている」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。 個別では、ソフトバンクグループが3%安、リクルートホールディングスが2%安となっている。 一方、相場全体では明確な方向感は乏しい。新規の材料難に加え、週末を控えている ことから、「きょうも小動きの展開が続きそうだ」(別の国内証券・ストラテジスト)と いう。 <09:05> 寄り付きの日経平均は反発、半導体関連株に買い 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比79円25銭高の2万8009円 82銭と、小幅に反発してスタートした。その後はやや上げ幅を縮小している。昨日軟調 に推移していた半導体関連株に買いが入り、相場を支えている。一方、値がさ株や主力株 は小幅安となっている。 個別では、東京エレクトロン、アドバンテストが小幅高。半面、フ ァーストリテイリング、リクルートホールディングス、エムスリーはさえない。 … Read more